いろんな漆器や器

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有田焼沈香壷 金襴手

私の骨董品コレクションの一つですが有田焼の沈香壷です。

昭和の物で古美術品のように古くはありませんが

とても綺麗な金彩と亀甲文様の小さな壷です。

なじみの大宰府骨董屋さんにて購入したものですが

玄関に飾っていてとても満足しています。

 

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沈香壺(じんこうつぼ)とは、香木を入れた伊万里焼の壺で、来客時に蓋をあけて香りを漂わせたインテリアの壺です。 沈香壺の中に香木をいれておき、普段は蓋をしめておきましが、来客時には蓋をあけて 、芳しい香りを室内に漂わせて客をもてなすために使われたそうです。 17世紀後半から18世紀後半にかけて肥前(佐賀・長崎県)で焼かれた沈香壺は、 伊万里の港からヨーロッパ諸国に輸出されていました。そこで、肥前の磁器は、 港の名前から国の内外で伊万里焼(オールド・イマリ)の名で呼ばれました。ヨーロッパに渡った沈香壺は、 王侯の宮殿や貴族の邸宅に飾られ珍重されました。17世紀のヨーロッパを魅了した優美で華麗なスタイルは 今なお愛され続けて室内を絢爛豪華に彩ります。