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桜皮樺細工の茶筒

骨董品の収集日記です。この茶筒は樺細工工芸品の桜皮の茶筒です。むかしは家で良く見かけましたが最近の家ではあまり使用されていないようで見かけなくなりました。

 

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命名の由来は諸説あり、定説があるわけではない。古代にはヤマザクラを樺や樺桜と呼ばれるようなことがあったためという説や、樺の名前は家を建てるための木材である白樺からきており、樺は実際の工芸ではなく職人の種類を示すために使われていると言う説が有る。また、エゾヤマザクラを意味するアイヌ語「カリンパ」が由来との説もある。 秋田の角館の佐竹北家によって秋田県北部の阿仁地方から角館に技法が伝えられたとされ、藩政時代は下級武士の副収入源となっていた。18世紀末から始まっており[2]伝統は200年を超えるとされる。これが、地域の職人の工房を通じて現代まで伝わっている。この茶筒は太宰府骨董品店で求めたものです。